ボタン木工所 


香川県の山奥にある家具屋です。オリジナル家具とオーダーの木工製品を中心に、新入荷の古道具などを紹介しています。
by botanfurniture
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31

<   2009年 08月 ( 1 )   > この月の画像一覧

ラフ材の家具における適所適材について

e0141202_2041456.jpg


ラフ材はラフと言う名前の木ではありません。

ここで言うラフ材とは節や割れ反りなどがある通常の家具作りでは省いてしまう材です。

最近では節や割れなどあえて使用した家具も人気があり大手家具ブランドもそういった商品を出しているところもあります。

じゃあラフな材料を安く仕入れてラフな作りの簡単で安価な家具が出来そうですが、ボタン木工所では全くの逆で長い経験と高い技術が必要であると考えています。簡単に作ることも出来ますが、すぐに壊れたり、使い勝手の悪いものだったり、見た目の悪いものになってしまいます。

ラフ材の家具を作るにあたってまず初めにすることは、その家具がラフ材を使用しても問題ないかと言う事とラフな仕上がりが合うかどうか検討します。

次に節や割れをどの位置に配置するか考えます。なるべく目立たない所や、使用上邪魔にならないところに配置すればいいのですが、それではおとなしい仕上がりになってしまいます。

使う人の身になって「この辺りに節があれば邪魔にならず、いいアクセントになるかなぁ?」などいつも悪戦苦闘しています。

ここまではラフ材の家具を作るにあたって基本的な作業です。問題はラフ材を使用した家具も通常の家具と同じように機能的かつ丈夫で永く使えるもので無ければならないという事です。

そのためには構造に支障がおきない部材の加工する事( 部材の接合部分に割れや節をもって来ないなど )また反りや節はうまく使用すれば通常より丈夫になったりもします。

このような作業を「適所適材」といいます。

木は一つ一つ違う表情があり、堅さも癖も一つ一つ違います。材を無駄なく木取りし、「適所適材」する事が木工職人に求められる大事な仕事だと思います。

e0141202_20381049.jpg

今回製作したレッドオークのラフ材を使用した水屋です。

ガラスは古い建具に使用していたサクラ柄の型板ガラスを入れています。柄の入ったガラスは現在では見かけなくなったのでちょっと懐かしい感じがします。

あと引き出しの取っ手も古い箪笥に付いていたものをつかいました。

現在ショールームにて展示中です。

サイズ 幅 1060mm 奥行 450mm 高さ 890mm
[PR]
by botanfurniture | 2009-08-06 21:17 | 家具 棚・キャビネット


ボタン木工所
〒768-0052
香川県観音寺市粟井町4190-4

TEL/FAX 
0875-27-8478

メールアドレス 
botan-furniture@i.softbank.jp


リンク

うがかな
カテゴリ
ブログパーツ
以前の記事
フォロー中のブログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧